ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン(MMCJ)は、室内楽セミナーを中心とする国際教育音楽祭です。明日を担う若い音楽家を世界から招き、密度の高い音楽創造の場を日本に作ろうと、指揮者の大友直人とアラン・ギルバートが創設しました。毎夏、歴史ある日本の港町・横浜で開催しています。

COURSE

MMCJは、世界中の若き音楽家に開かれた、フル・スカラシップ(全額給付制)のクラシック音楽セミナーです。欧米の第一線で活躍する素晴らしい名手たちや、国際色豊かでハイレベルな学生たちとともに、音楽漬けの夏を過ごします。それは他にはない、特別な体験になるでしょう。

  • フル・スカラシップ、国際的な環境
    MMCJでは、受講料は無料です。交通費、宿泊費、食費も主催者が負担します。受講生全員が同じホテルに宿泊し、講習は横浜みなとみらいホールの練習室を中心にして行います。講習の共通言語は英語です。
  • コースの内容
    最初の2週間は、室内楽の講習を行います。弦楽器奏者は弦楽四重奏曲、管楽器奏者は木管五重奏曲が課題曲として与えられます。ヴァイオリン奏者は必ず、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの両方のパートを経験します。期間中のプレコンサートを経て、室内楽コンサートで成果を披露します。 室内楽コンサートの後は、オーケストラのリハーサルを3日間行い、最後にオーケストラ演奏会となります。オーケストラ演奏会では、MMCJ講師陣もオーケストラでともに演奏します。
  • 講師陣
    講師は音楽監督ジェニファー・ギルバートをはじめとした世界トップクラスの音楽家約10名です(講師一覧はこちら)。講師陣は各グループを交代で指導し、受講生は色々な角度からのアドバイスに接することができます。受講生一人一人と講師の距離が近く、何でも聞けるアットホームな雰囲気も特長です。講師によるガラコンサートでは、その練達の技術と高い音楽性を肌で学ぶことができます。
  • 各種イベント
    このほか、日本文化の体験イベントや、人気の観光スポットでもある横浜中華街での食事会、そして最後の終了パーティーなど楽しい催しも用意されています。魅力あふれる港町・横浜の街歩きも夏の良い思い出になるでしょう。

募集要項

MMCJ 2019 受講生募集概要 (2018/10/15公開)

【期  間】
2019年6月26日(水)〜7月14日(日)
【会  場】
横浜みなとみらいホール 他
【募集対象】
[弦楽器]ヴァイオリン8名、ヴィオラ4名、チェロ4名
[管楽器]フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン (各1名)
【応募資格】
満18歳以上29歳以下の方(2019年6月26日時点)で、全日程に参加可能な方。
【参 加 費】
受講料無料。宿泊費、食費および交通費は規定に従い主催者が負担します。
【応募締切】
2018年11月30日(金)必着(日本時間)

※応募条件・応募方法など詳細は、下記「2019年度募集要項」をご覧ください。

2019年度募集要項を見る

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下記のWeb受講申込フォーム「APPLY ONLINE」からお申し込みください。
【応募締切:2018年11月30日(金)必着(日本時間)】

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スケジュール

MMCJ 2019 予定

[期間]2019年6月26日(水)〜7月14日(日)
[会場]横浜みなとみらいホール、他

6月26日(水)〜7月7日(日)
室内楽リハーサル・レッスン
7月8日(月)
受講生室内楽コンサート(横浜みなとみらいホール)
7月10日(水)〜12日(金)
オーケストラ・リハーサル
7月13日(土)
オーケストラ・コンサート(紀尾井ホール)
7月14日(日)
オーケストラ・コンサート(横浜みなとみらいホール)

(2018年10月現在)

* この他、7月4日(木)にガラ・コンサート(講師による室内楽コンサート)を、また7月7日までの間に、受講生による小規模なコンサート(複数回)を行います。その他、日本文化に触れる行事など様々な企画が予定されています。
* 都合により、内容が変更になる場合があります。

講師一覧

創設音楽監督
大友 直人
大友 直人
  • 群馬交響楽団 音楽監督
  • 東京交響楽団 名誉客演指揮者
  • 京都市交響楽団 桂冠指揮者
  • 琉球交響楽団 音楽監督

東京生まれ。桐朋学園大学を卒業。指揮を小澤征爾、秋山和慶、尾高忠明、岡部守弘各氏に師事した。タングルウッド音楽祭において、プレヴィン、バーンスタイン、マルケヴィッチからも指導を受ける。22歳で楽団推薦によりN響を指揮してデビュー。日本国内の主要オーケストラはもとより海外ではコロラド響、インディアナポリス響、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フィルハーモニア管、ハワイ響などに客演、また数多くの著名ソリストとも共演している。2004年東京文化会館初代音楽監督に就任し、8年間つとめた。1988年オペラにデビューして以来、三枝成彰、千住明、黛敏郎によるオペラの上演を含め活発に活動。近年は教育にも力を入れ、国際音楽セミナーのミュージック・マスターズ・コース・ジャパンを盟友のアラン・ギルバートと共に運営している。第8回渡邉暁雄音楽基金音楽賞(2000年)、第7回齋藤秀雄メモリアル基金賞(2008年)を受賞。

創設音楽監督
アラン・ギルバート
  • NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者(2019-)
  • 東京都交響楽団 首席客演指揮者
  • ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 桂冠指揮者

2009年より2017年まで8シーズンにわたりニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督を務め、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管などにも定期的に客演。メトロポリタン歌劇場や初代音楽監督を務めているサンタフェ・オペラなどにてオペラ公演を指揮。ニューヨーク・フィルでは、リゲティ「ラ・グラン・マカーブル」、ヤナーチェク「利口な女狐の物語」等のステージ・プロダクションを指揮、絶賛を博し、現代音楽作品のための2つのシリーズ「CONTACT!」と「NY PHIL BIENNIAL」の立ち上げなど、その芸術性を広げる活動が高く評価された。また、ジュリアード音楽院において指揮科とオーケストラ科のディレクターを務める。アメリカ芸術科学アカデミー(14年)、外交政策協会(15年)をそれぞれ受賞。テレビ放映された「スゥイーニー・トッド」により、15年のエミー賞優秀音楽監督賞にノミネートされた。
http://alangilbert.com

芸術監督
マイケル・ギルバート
  • 元ニューヨーク・フィルハーモニック ヴァイオリン奏者
  • 元ジュリアード音楽院 教授

メンフィス生まれ。ジュリアード音楽院でイヴァン・ガラミアン、ドロシー・ディレイ、サミュエル・キッセルに学んだ。サン・アントニオ交響楽団とサンタフェ歌劇場のコンサートマスターを務めた後、1967年ストコフスキーに指名されてアメリカ交響楽団のコンサートマスターに就任。1970年ニューヨーク・フィルに移って以後30年間にわたり、歴代の音楽監督、バーンスタイン、ブーレーズ、メータ、マズアの下で演奏した。またジャン・モレル、エーリッヒ・ラインスドルフ、クラウス・テンシュテット、ヘルベルト・フォン・カラヤン、パブロ・カザルスといった著名な指揮者の下でも演奏した。彼は音楽教育にも熱心に取り組み、マンハッタン音楽院、ジュリアード音楽院の教授陣の一員として、多くの指揮者やヴァイオリニストの指導者として活躍した。また学生オーケストラの指導にも力を尽くし、多くの夏の音楽祭やオーケストラ・セミナーで指導し指揮してきた。

音楽監督/ヴァイオリン
ジェニファー・ギルバート
  • フランス国立リヨン管弦楽団コンサートマスター

ジュリアード音楽院、カーティス音楽院、ハーヴァード大学(英米文学)を卒業。ソリスト、室内楽・オーケストラプレイヤーとして国際的に活躍している。マールボロ音楽祭、サンタフェ室内楽音楽祭、サンガット音楽祭(インド)を含め、世界の多くの室内楽音楽祭に参加。レオン・フライシャー、エマヌエル・アックス、ピ-ター・ゼルキン、ルノー・カプソン、五嶋みどり、ユリア・フィッシャー、ゴーティエ・カプソン、エレーヌ・グリモー、ジャン=イヴ・チボーデ等と共演。またチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、マーラー室内管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル管弦楽団ほかのゲストコンサートマスターも務めた。

ヴァイオリン
ハーヴィー・デ・スーザ
  • アカデミー室内管弦楽団 首席奏者

インド・ムンバイ生まれ。奨学金を得てユーディ・メニューイン音楽院でメニューインに学び、のちカーティス音楽院で学ぶ。1993年以来アカデミー室内管弦楽団のメンバーで、指揮のネヴィル・マリナーや、ジョシュア・ベル、ユリア・フィッシャーなどのソリストと共に数々のツアーに参加。またアカデミーの室内アンサンブルでは、南米、欧州、米国各地で演奏。フィラデルフィア室内管弦楽団や1994年ロンドン国際弦楽四重奏コンクールの勝者であるヴェリンガー弦楽四重奏団のメンバーでもあった。またランカシャー・シンフォニエッタの首席客演指揮者をつとめ、ムンバイのサンガット室内音楽祭の共同芸術監督でもある。

ヴァイオリン
建部 洋子
  • 元ニューヨーク・フィルハーモニック ヴァイオリン奏者
  • 元マンハッタン音楽院 教授

横浜生まれ。第27回日本音楽コンクール第1位受賞。7歳からヴァイオリンを始め、幼少より鷲見三郎に、桐朋学園にて齋藤秀雄の各氏に師事。1960-64年ジュリアード音楽院にて、イヴァン・ガラミアンに師事。ジュリアード音楽院を卒業後、スイスにてヨーゼフ・シゲティの下で研鑽を積んだ。1978年フィラデルフィア管弦楽団のメンバーとなり、翌年ニューヨーク・フィルハーモニックに入団、第1ヴァイオリン奏者として2014年まで活躍した。その間サイトウキネン・オーケストラのメンバーとしても活動。演奏家として活躍する一方、教育者としても著名で、マンハッタン音楽院、ジュリアード音楽院にて後進の指導にもあたった。

ヴィオラ
鈴木 学
  • 東京都交響楽団 ソロ首席奏者

5歳よりヴァイオリンを始め、鈴木愛子、田中千香士、原田幸一郎の各氏に師事。桐朋学園大学音楽学部(ヴァイオリン)卒業、同大学研究科にてヴィオラを江藤俊哉氏に、ハンブルク国立音楽大学にて深井碵章氏に師事。1993~2004年、オーストリアのリンツ・ブルックナー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務めた。2004年4月より東京都交響楽団・ソロ首席ヴィオラ奏者を務める。またソリスト、室内楽奏者としてルツェルン音楽祭、サンタフェ室内楽音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど数々の音楽祭に招かれているほか、インディアナ大学マスタークラス、MMCJ等にて後進の指導にあたるなど国際的活躍を続けている。最近ではブロッホのヴィオラ組曲(コンチェルト版)、エロードのヴィオラ協奏曲を日本初演するなど、ヴィオラ作品を日本に積極的に紹介している。

ヴィオラ
マーク・デスモン
  • フランス放送フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ第1首席奏者

マルセイユ音楽院、パリ国立高等音楽院でセルジュ・コロ、ジャン・シュレム、ジャン・ムイェール、クリスティアン・イヴァルディ、ハット・バイエルレ、ワルター・レヴィンに学び、ヴィオラ、室内楽、対位法の一等賞を受賞。1992年パリ・オペラ座管ヴィオラ副首席奏者に就任、ユーリ・バシュメット国際ヴィオラ・コンクールにて第3位。1995年欧米(特にマールボロ音楽祭)にて活発なソロ、室内楽活動を開始、ジャン=ギアン・ケラス、ミシェル・プレ、ピーター・ウィレイ、ドナルド・ワイラーシュタイン、ヒラリー・ハーン等と共演。またアンサンブル・アンテルコンタンポランとも共演し、現在はアンサンブルTM+のメンバーでもある。2010年よりフランス放送フィルハーモニー管の首席ヴィオラ奏者を務め、アルミン・ジョルダン指揮のオーベルニュ管とブリテンのラクリメを録音。また、ソロ・ヴィオラと5本のチェロのための「Furibonderies」を作曲。指揮者としては、バスティーユ・オペラでリカルド・ニルニによる新音楽プログラムを指揮、またアンサンブルTM+も指揮している。

チェロ
エリック・キム
  • インディアナ大学ジェイコブス音楽院 チェロ教授

ニューヨーク生まれ。15歳でシカゴ響とソロデビュー。ジュリアード音楽院ではL.ローズ、L.ハレル、C.ロビンスに学び、卒業時にはウィリアム・シューマン賞の一等を受賞。1989年から20年間シンシナティ響の首席奏者をつとめ、2009年からインディアナ大学ジェイコブス音楽院のチェロ科教授に就任。ソリストとしては指揮者のメータ、コミッショーナ、フォスター、A.ギルバート、P.ヤルヴィ、ノセダ、スクロヴァチェフスキー等と共演。室内楽奏者としては、アックス、ベル、ブロンフマン、ハレル、グラハム、ラレード、プレスラー、シャハム等やエマーソン、グアルネリ、オライオン等の弦楽四重奏団メンバーと共演。ズーカーマンの招きにより各地の音楽祭で共演するとともに、ズーカーマンと仲間たちのアンサンブルで数々のツアーに参加、パールマンも含めたメンバーでブラームスの二つの弦楽六重奏曲を演奏してもいる。教師としては世界中のオーケストラに生徒がおり、アスペン音楽祭の常連で教師でもある。

チェロ
ニコラ・アルトマン
  • フランス国立リヨン管弦楽団 ソロチェリスト

パリ国立高等音楽院でチェロをアンドレ・ナヴァラ、フィリップ・ミュラー、室内楽をジャン・ユボーに学び、首席で卒業。更にジュネーヴ音楽院でギュイ・ファロに師事、ピエール・フルニエとボリス・ペルガメンシコフのマスター・クラスを受講。マリア・カナルス国際音楽コンクール入賞。ソリストとして指揮者のフランツ・ウェルザー=メスト、エマヌエル・クリヴィヌ、アレクサンドル・ラザレフ、デイヴィッド・ロバートソン、ティエリー・フィッシャー、ティボール・ヴァルガ等と共演。室内楽では、エマヌエル・アックス、ジョセフ・シルバースタイン、エリック・ルサージュ、アラン及びジェニファー・ギルバート、ボリス・ガリツキ、エマヌエル・パユ、ブルーノ・パスキエ等と共演。2001年からは、フランス青少年オーケストラのチェロ部門の教授をつとめている。

チェロ
カイサ・ウィリアム=オルソン
  • ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 チェロ奏者

スウェーデン出身。ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ・メンバーとして、世界各地で活躍している。これまでエーテボリ交響楽団に在籍。室内楽ではVITALIS弦楽四重奏団、ハンナ弦楽四重奏団の創設メンバーとして、欧米でのツアーを定期的に行っており、アスペン音楽祭、サンタフェ室内音楽祭、ソルトベイ室内音楽祭にも出演している。ソリストとしてはロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団が毎年開催している「作曲家フェスティバル」に出演。メンフィスのエロイカ・アンサンブルのソリストも務め、北京でのタン・ドゥン作曲・指揮の「Crouching Tiger Concerto」でアジア・デビューを果たした。

クラリネット
ヴィセンテ・アルベローラ
  • マーラー室内管弦楽団 首席奏者
  • レ・ディソナンス 首席奏者
  • マドリード・グルスカ交響楽団 首席指揮者
  • ヴィーゴ430交響楽団 音楽監督

ヴァレンシア高等音楽院で学んだ後、アントワープ王立音楽院に進みW.ベイケンスの下で研鑽を積むと共に、G.ピーターソン(ロイヤル・コンセルトヘボウ管)、L.コーム(シカゴ響)のレッスンも受講。20年間にわたりマドリードとガリシアのオペラ座管弦楽団の首席奏者をつとめ、その間ニューヨーク・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、マーラー室内管、ルツェルン祝祭管などに客演、アバド、ヤンソンス、A.ギルバート、ハーディング、ムーティ、ガッティ、ドゥダメルほか多数の指揮者と演奏。室内楽では、ハーゲン弦楽四重奏団、プラジャーク弦楽四重奏団等と共演している。指揮者としては、1996年にガリシアでキャリアを開始、マドリードのテアトロ・レアルで多くのオペラを指揮、またマドリード響をはじめ、イタリアやスペインのオーケストラとオーケストラ・コンサートを指揮している。

修了生の声

マーティン・シュルツ(ヴァイオリン)

マーティン・シュルツ(ヴァイオリン)

  • [参加年]2009、2010, 2011
  • [現 在]ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団(ノルウェー)
    第1ヴァイオリン奏者

参加当時、数多ある夏の国際教育音楽祭からMMCJを選んだ理由を教えてください

国際的で多様な充実した講師陣と、個人に対しても室内楽レッスンにおいても非常に熱心な指導です。また当時僕はまだアジアに行ったことがありませんでしたし、MMCJではユニークな文化プログラムも用意されていました。そしてMMCJ修了生であるヴァイオリニストの友人、ターン・トラバース(編集注:2006年参加)がこの音楽祭を強く勧めてくれたのです。

実際に参加してみて、感想はいかがでしたか

今まで参加した夏の音楽祭の中でも、MMCJの受講生たちは最も勉強熱心で、ひたむきで、質の高いリハーサルと演奏にすべてを捧げていました。期間中、僕は完全に室内楽に没頭していたと思います、リハーサルをしている時も、仲間たちと食事をしている時でさえも。

僕ら受講生の努力を讃える方法としてコンサートがあるのも素晴らしいです。日本の聴衆はとても耳が肥えていて音楽の知識も豊富だと感じましたね。

MMCJのユニークな点はどんなところだと思いますか

受講生も先生方も世界中から集まり、様々な言語を話すので、誰もがお互いを理解しようと一生懸命コミュニケーションに努めていました。そうした状況が親密なコミュニティ、まるでアーティスティック・ラボラトリーのような状況を作り出していました。そこでは批評される・評価されるという恐怖から解き放たれ、異なる音楽的アイディアを自由に試すことができると感じましたーーそれは新しいことに安心して挑戦できる環境でした。

MMCJに参加してどんなことが得られましたか

先生方ひとりひとりが、惜しみなく、たくさんの有益なアドバイスをくださいました。演奏技術だけでなく、音楽的アイディアを広げ、また今後のキャリアを築くための助言やインスピレーションを与えてくれました。あらゆる音楽的アドバイスは非常にレベルが高く、多くの作品について隅々まで学ぶことができました。現在の僕の仕事はオーケストラ奏者なので、オーケストラでの経験豊かなMMCJ講師陣のすぐそばで演奏できたことは、中でも価値ある経験になりました。

現在所属するベルゲン・フィルと、ベルゲンの街を紹介してください。

ベルゲンは作曲家エドワルド・グリーグのまさにホームで、ベルゲン・フィルはたくさんの録音や毎年ワールド・ツアーを通じてグリーグの音楽を世界に伝えています。創立は1765年、世界最古の楽団の一つです。また僕は「Bit20 アンサンブル」という新しい音楽に特化したグループでリーダー役を担い、ヴィオラ奏者の妻を含むオーケストラ・メンバー達と弦楽四重奏に取り組んでいます。この一年には、ベートーヴェンの作品132も演奏しました、これはMMCJで最初に勉強した曲でもあります!

今後の受講生たちへ、メッセージをお願いします。

この音楽祭では、誰もがそれぞれの音楽的アイディアや経験を提示するので、柔軟に、「正しい方法は常に一つ以上ある」ということを受け入れてください。そこではたくさんの素晴らしいアイディアがあり、誰にも答はありません。新しいことを試し、素晴らしい時間を楽しんでください!

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よくある質問

Q. MMCJは最初から最後の日まで全て参加しなければなりませんか?途中で学校の試験があり、どうしても抜けなければなりません。

A: レッスンやリハーサルに影響が出ない範囲で認められる可能性もありますので、個別に相談してください。

Q. スケジュールの都合で、どうしてもキックオフ前日にホテルに入ることができません。初日に到着するのではだめでしょうか?

A: 初日にオリエンテーションがありますので、それに参加することが大事です。特に初めて参加する場合には、最初の顔合わせのときに出席していることをお勧めしますが、事情によっては、多少の遅れであれば認められることもあります。なるべく早く、MMCJ事務局へご相談ください。

Q. 航空運賃をMMCJで負担していただけるということですが、上限があると聞いています。その額はいくらでしょうか?

A: 上限は出発地域ごとに毎年、最新の運賃事情をもとに決定します。発表は例年4月ごろになります。

Q. 自宅が横浜ですが、自宅から通えますか?

A: 全員指定されたホテルに宿泊していただきます。受講生が一緒に生活することもMMCJのプログラムの一部ですので、自宅から通うことは認めていません。

Q. 年齢制限はいつの時点での年齢でしょうか?

A: MMCJが始まる日の年齢が基準です。

Q. 日本へ行くのは初めてなので、指定されたホテルにたどり着けるか不安です。

A: 受講生には詳細な案内を送りますので、ご安心ください。

Q. 自分には食べ物に制限がありますが、大丈夫でしょうか?

A: 制限に配慮した食事を提供します。またホテルの朝食、外での夕食なども、十分対応可能です。受講生として選ばれたときは、なるべく早くどのような制限があるかを事務局にお知らせください。

Q. 日本滞在中にケガや病気になったときの医療費は払ってもらえますか?

A: 軽い症状に対処する最低限の薬は用意して無償で提供しますが、日本の医療サービスを受ける場合の費用は個人負担ですので、旅行保険を自分で手配することをお勧めします。日本人であっても、日本の健康保険に加入していない場合は同様です。

Q. MMCJが始まる前(あるいは終わった後)日本に滞在したいのですが、問題があるでしょうか?

A: MMCJは初日前日から最終日までの宿泊場所を用意し、宿泊費を負担します。それを越える宿泊については自己手配、自己負担です。日程、連絡先を念の為MMCJ事務局にお知らせください。日本滞在期間にかかわらず、往復航空券のMMCJ負担上限額は変わりません。

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